ハムエッグ009-殿様ランチ

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ハムエッグ009

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  ハムエッグ009

殿様ランチACT3
『ハムエッグ009』
作・演出 板垣雄亮

2002年7月5日〜7日
@アルシェ

<STORY>
ある男に会ったのを最後に、次々と事故死する人間が相次いだ。
どうやらその男は、出会った人々がそれぞれ自分の意思で死を選ぶように、巧妙に催眠術をかけたらしい。
しかも多重人格な一面も合わせ持つその男は自分の人格の中に存在する登場人物すらも高度な催眠によって第3者に手伝わせていた―。

もし多重人格症の男が自分の世界を成立させる為に無駄に催眠術を使い、周辺の人間を巻き込んだらどれだけ面倒かを描いたザッピングストーリー。

この作品から平塚正信、南あゆ美が参加。

【板垣による解説】
「本番行為」が終わっていろいろ考えて、結局何がやりたいんだろうと思って、舞台の上で暴れまわりたいという欲望を忘れていた事に気づいて。
とにかく、当時自分が面白いと思う事のすべてをがむしゃらに注ぎこんだ作品。

「ザッピング!」の手法を用いて、とにかく一人が何役もこなすというお祭りみたいなお話にしました。
やってるほうは楽しいんだけど、笑いもそこそこ取れるんだけど、観終わった後に何も残さない―。という、殿様ランチの曲がったスタイルが出来上がった作品。

終演後は「結局何が言いたかったのか」とよく聞かれたけど、言いたい事が特にあるわけじゃないし、あったとしても聞かれたら恥ずかしくて言えない。聞かれてる時点で失敗だと思うし。
でも終わった直後は結構悩んでしまいました。
みんな意外とメッセージを求めてる事を思い知らされ、悩みました。
けれど今後もこういうスタイルは捨てたくないし、あってもいいと思うスタイル。
しかしこういう事をするにはもっと力をつけなくてはと改めて思いました。
いつか必ず再演したい作品のひとつです。
 

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